TL;DR
BytePlus は、Seedance 2.5 の API 料金として、動画入力なしのリクエストは100万トークンあたり $10.70、動画入力ありのリクエストは100万トークンあたり $6.40 と掲載している。公開されている5秒・16:9の例では、動画入力なしで 480p は**$0.514**、720p は**$1.156**。
Seedance 2.5 は 2026年7月31日に正式リリース済みだが、ByteDance は BytePlus ModelArk を通じた API アクセスは「近日提供」としている。モデルは「ローンチされ価格も提示済みだが、一般提供の本番 API としては未確認」として扱うこと。統合前に、アカウント・リージョン・呼び出し可能なモデルID・エンドポイントのパラメータ・返却される課金データを必ず検証する。
Seedance 2.5 API 料金概要
| Item | Published information |
|---|---|
| Provider | ByteDance Seed / BytePlus ModelArk |
| Official BytePlus model ID | dreamina-seedance-2-5-260628 |
| Rate without video input | 動画入力なし: 100万トークンあたり $10.70 |
| Rate with video input | 動画入力あり: 100万トークンあたり $6.40 |
| Published output tiers | 480p および 720p |
| Five-second example without video input | 480p で $0.514、720p で $1.156 |
| Five-second example with video input | 480p で $0.553–$2.152、720p で $1.244–$4.838 |
| Failed-generation billing | BytePlus は成功生成のみ課金と明記 |
| API status | 料金とモデル情報は公開済み。広範な API アクセスは未確認 |
トークンレートは請求の一要素にすぎない。動画入力ありリクエストは単価が低い一方で、入力動画の長さも推定トークン消費に含まれるため、最終コストは高くなり得る。
What Is Seedance 2.5?
Seedance 2.5 は、長尺ストーリーテリング、リファレンス駆動の生成、ターゲット編集に対応した ByteDance Seed のマルチモーダル動画生成モデル。最大 30 秒の音声付き動画を一度に生成でき、最大 30 枚の画像リファレンス、10 本の動画リファレンス、10 本の音声リファレンスを使用可能。タイムスタンプ単位の編集や複数ラウンドの延長もサポートする。
より広範な機能概要は What Is Seedance 2.5? を参照。本ガイドは API の料金、課金、提供状況、予算策定に特化する。
Is the Seedance 2.5 API Available Now?
Seedance 2.5 は ByteDance Seed により2026年7月31日に正式リリース。公式発表 では Jimeng AI、Doubao Pro 等への展開と、BytePlus ModelArk を通じた API アクセスが「近日提供」とされている。
BytePlus はモデルIDと料金をすでに公開している。ただし、料金表があることは、すべてのアカウントやリージョンで実稼働エンドポイントが利用可能であることを保証するものではない。CometAPI の Seedance 2.5 モデルページ でも、エンタープライズ向け API アクセスは近日提供として説明されている。
本番依存を構築する前に、次を確認すること。
- 目的のアカウントとリージョンでそのモデルが選択可能であること
- 実際の動画生成リクエストが成功裏に完了すること
- エンドポイントが所要の出力時間・解像度・入力タイプ・リファレンス・編集コントロールを提供していること
- 応答に、計画したコストモデルと整合する使用量・課金データが含まれること
これらが未確認の間は、Seedance 2.5 は評価計画用として扱い、確実な本番経路とはみなさない。
How Much Does Seedance 2.5 Cost?
BytePlus ModelArk の料金ページ では、Seedance 2.5 のオンラインレートとして次の2種が掲載されている。
| Request type | Published output resolutions | Price per 1M tokens |
|---|---|---|
| No video input | 480p と 720p | $10.70 |
| Includes video input | 480p と 720p | $6.40 |
これらは使用量に基づくレートであり、クリップごとの定額ではない。最終コストは、入力動画の長さ、出力時間、出力の縦横寸法、フレームレート、実際の返却トークン使用量に依存する。
動画入力なしの場合の料金は?
5秒・16:9 の出力について、BytePlus は次の例を公開している。
| Resolution | Output duration | Cost per video | Approximate cost per second* |
|---|---|---|---|
| 480p | 5 seconds | $0.51 | $0.10 |
| 720p | 5 seconds | $1.16 | $0.23 |
*1秒あたりの数値は、公式の5秒例を単純に割り戻した参考値。長尺でも価格が線形に伸びる保証とみなすべきではない。
この例では、480p から 720p へ上げるとコストは約**2.25×**に増加する。したがって、解像度は見出しのトークン単価以上に、最終クリップ価格へ大きく影響する。
動画入力ありの場合の料金は?
動画入力ありリクエストは100万トークンあたり $6.40 の低い単価だが、入力動画の長さも使用量計算に含まれる。5秒・16:9 の出力について、BytePlus は次の範囲を公開している。
| Resolution | Input-video duration | Output duration | Published price range |
|---|---|---|---|
| 480p | 2–30 seconds | 5 seconds | $0.553–$2.152 |
| 720p | 2–30 seconds | 5 seconds | $1.244–$4.838 |
720p では、動画入力ありの上限は、動画入力なしの $1.156 例と比べて約4.18×。単価が低くても、必ずしも安くなるとは限らない。
現時点で BytePlus が公開している Seedance 2.5 の価格は 480p と 720p のみ。1080p や 4K の本番予算は、ティアとエンドポイントの提供状況が文書化されるまで立てないこと。
How Does Seedance 2.5 Billing Work?
BytePlus は推定ビデオトークン消費量を次式で説明している。
Estimated token consumption =
(input video duration + output video duration)
× output width
× output height
× output frame rate
÷ 1024
推定価格は次のとおり。
Estimated price = token unit price × token consumption
この式は計画に有用だが、最終コストは API が返す使用量に基づいて判断すべき。usage.completion_tokens をモデルID、入力タイプ、長さ、解像度、フレームレート、終了ステータス、課金額と併せて保存すること。
また BytePlus は、課金は成功生成のみに発生し、モデレーション失敗などは請求対象外と明記している。内部品質基準での却下は別問題であり、技術的に成功したクリップをチームがリジェクトしても、それは生成済みで課金対象となる。
本番レポーティングでは、次の結果を分離して集計すること。
- プロバイダ側の失敗またはモデレーション失敗
- 成功して受理
- 成功したが修正可能
- 成功したが却下
この区別により、プロバイダの信頼性と、実使用可能なコンテンツの実コストの双方を算出できる。
What Does a Usable Seedance 2.5 Clip Cost?
リスト価格は1回の成功生成を計測する。一方、制作チームが重視するのは、リトライやレビューを経た「受理1本あたり」のコストである。
Cost per accepted clip =
generation cost ÷ acceptance rate
+ review and revision cost
動画入力なしの 5 秒・720p の価格を使った計画例:
| Assumption | Value |
|---|---|
| Published generation cost | 成功出力1回あたり $1.156 |
| Assumed acceptance rate | 70% |
| Assumed review cost | 受理クリップ1本あたり $0.30 |
| Generation cost per accepted clip | $1.156 ÷ 0.70 = $1.65 |
| Total cost per accepted clip | 約 $1.95 |
| Estimated budget for 100 accepted clips | 約 $195 |
70% の受入率と $0.30 のレビューコストはあくまで計画仮定であり、Seedance のベンチマークではない。自社のプロンプト、レビュアー、制作基準の結果で置き換えること。
この指標は、「試行あたりの価格が安いモデルを選んだが、リトライや手作業補正が増えて総コストが悪化する」という購買の凡ミスも防ぐ。
Is Seedance 2.5 More Expensive Than Seedance 2.0?
はい。BytePlus が公開する同等条件(5秒・16:9、動画入力なし)の例に基づくと、Seedance 2.5 は両解像度でより高価。
| Five-second output | Seedance 2.0 | Seedance 2.5 | Increase |
|---|---|---|---|
| 480p | $0.35 | $0.51 | 46.90% |
| 720p | $0.76 | $1.16 | 52.10% |
このプレミアムが妥当となるのは、Seedance 2.5 がワークフロー全体の経済性を改善できる場合に限られる。同一のプロンプトとリファレンスで両モデルを比較し、受入率、連続性、リファレンス忠実度、修正時間、受理1本あたりのコストを測定すること。
短尺や大量ドラフト生成では、Seedance 2.5 のアクセスと本番性能が検証されるまで、より低コストの Seedance 2.0 モデル が現実的な選択肢のままかもしれない。
Who Should Test Seedance 2.5?
Seedance 2.5 は、最安の生成価格よりも、長尺の連続シーン、多数のリファレンス資産、またはターゲット編集が重要な場合に最も関連性が高い。
| Workload | Why test Seedance 2.5 | Main risk to measure |
|---|---|---|
| Narrative ads and short films | 最大 30 秒の一括ストーリーテリングと延長 | トランジションを跨ぐキャラクター・シーンの連続性 |
| Reference-heavy campaigns | 最大 30 画像・10 動画・10 音声のリファレンス対応 | リファレンス忠実度と入力起因のコスト |
| Film and advertising edits | タイムスタンプ、グリーンスクリーン、カメラ、リファレンス編集 | 呼び出し可能な API が各コントロールを提供するか |
| Product and ecommerce videos | ブランド資産からの一貫したバリアント生成 | 製品の正確性とレビューワークロード |
| Synthetic training video | 長尺の制御されたシーンとシナリオ多様化 | 物理的妥当性と複数被写体の安定性 |
ByteDance 自身、複雑な動きや複数被写体間の相互作用は改良余地があると認めている。これらのケースは、ローンチデモで解決済みと仮定せず、初期評価セットに含めるべきである。
How Should Teams Test Seedance 2.5 Before Production?
コスト変数を1つずつ変える小さな評価マトリクスを使う。
- 同一のテキスト主導プロンプトで、5秒の 480p と 720p を比較。
- 1つの動画リファレンス課題を、短い入力と 30 秒入力の両方で繰り返す。
- 複雑な動きや複数被写体のシーンを含める。
- 可能になり次第、30 秒生成、延長、マルチモーダルリファレンス、タイムスタンプ編集を個別に検証。
- 返却トークン使用量、プロバイダ請求額、待ち行列時間、生成時間、モデレーション状態、受理/修正可能/却下ラベルを記録。
- 送信あたりの費用ではなく、受理1本あたりの費用で Seedance 2.0 と Seedance 2.5 を比較。
動画生成は非同期のため、本番システムではタスクID、ポーリングまたはコールバック、永続的な結果保存、タイムアウト、明確なリトライ規約を用いる。How to Add AI Video Generation to a SaaS App に周辺ワークフローのアーキテクチャがある。
FAQ
Seedance 2.5 の API 価格は?
BytePlus は、480p/720p 出力に対して、動画入力なしは100万トークンあたり $10.70、動画入力ありは100万トークンあたり $6.40 と掲載。実際のリクエストコストは、時間、寸法、フレームレート、入力タイプ、返却トークン使用量に依存する。
公式の Seedance 2.5 モデルIDは?
BytePlus のモデルIDは dreamina-seedance-2-5-260628。CometAPI はカタログ識別子として doubao-seedance-2-5 を掲示。呼び出し先のプロバイダまたはゲートウェイが要求する識別子を使用すること。
Seedance 2.5 の API は今すぐ使える?
Seedance 2.5 は正式リリース済みで料金も公開されているが、ByteDance の 7月31日の発表では BytePlus ModelArk の API アクセスは「近日提供」。統合前に、対象アカウントとリージョンでの成功リクエストを確認すること。
API で 30 秒動画を生成できる?
ByteDance は Seedance 2.5 のモデル能力として最大 30 秒生成を文書化。特定の API ルートでその時間が提供されるかは、実際のエンドポイントとテストリクエストで要確認。
失敗した Seedance 2.5 の生成は課金される?
BytePlus は成功生成のみ課金し、モデレーション失敗などは請求対象外と述べている。内部レビュアーが却下した成功クリップは、生成済みのため課金対象。
Check Seedance 2.5 Availability Through CometAPI
CometAPI の Seedance 2.5 モデルページ は、モデルを掲載しつつエンタープライズ API アクセスは近日提供と記載。実装前にライブのモデルページと API ドキュメントを確認すること。
ルートが有効化・検証されたら、まずは 5 秒の 480p と 720p でベースラインを作成。返却使用量、実課金額、レイテンシ、受理結果を記録し、その後に長尺出力や動画リファレンス入力を追加していくこと。
